【徳増のアドバイス】
お遍路の朝は早い
絵に描いたような朝日を浴びて準備をする。
テンションがあがる。
はあ~ばあ~ライトがあ~
朝日にかわ~る~
気分はもう渡辺真知子である。
あなたは~
一人で~生きられるのね~
※人は一人では生きていけません。
この宿は希望者には別料金で次の宿まで荷物を送迎してくれるサービスがあった。
我先にとお願いをした。
私「荷物ここでいいですかね~?」
ここでいいですよと主人が鞄を持ち上げる
ヨイショッ っ と
主人
「重っ も!?
おもっ!!」
私「8~10㎏くらいあると思います」
主人「これもっとあるんちゃうかな?」
やっぱ重いよな~ そりゃ重いよなあ~
何をどう減らすか…
F田タブレットが間違いなく1番重くて、かつ一撃で削れるんだけど仕事のために必要だしなあ…
ぐぬぬぬ…
この日は雨続きの合間の晴れだった。
主人「もう梅雨入るんちゃうかな!いつもGWこんなんじゃないですよ」
さすが台風男の私のお遍路
このあともひたすら雨予報が続くのでR…
どうやら奥様もご主人も東京に縁があるというお話を聞いて話は四国の国民性へと。
徳島県民は1万円全て貯金する。
香川県民は5千円で飲みに行って、残りの5千円を貯金する。
愛媛県民は1万円で飲みに行く。
高知県民は拾った1万円に自分の財布から1万円を足して2万円で飲みに行く。
有名な例え話だそうな。
主人「高知人は口悪いし酒飲み文化やけど、一度仲良なったら肩まで浸かってけ~!いうような人情味がありますねえ」
いいな江戸っ子だ!
四国に初めて来たわけだがみなさん温かいなという印象が強かった。
もちろん変な人もいるにはいるけれど全体的に温かい空気感がある。
ちなみに私は一万円拾ったら財布から有り金ぜんぶ付け加えて飲みに行くタイプだ。
宵越しの金は持たねぇ!!ドーン!
【荷物の無い自由】
今日の宿泊先もハピーと同じだったようで後で出会うだろうと晴天の中テクテク歩く。
荷物が無いからめちゃくちゃ早く、そして軽快に歩ける。
そう、気づいてしまったのだ…
荷物なんてない方がいい!😡
24番最御崎寺(ほつみさきじ)、25番津照寺(しんしょうじ)、26番金剛頂寺(こんごうちょうじ)と巡る。
後にハピーと難読寺多いですよねと話題になる。
階段を上っている時に思ったが、↓これ柱が一本で300万円の寄付記念碑。つまり数億円あることになる。お寺さんや歴史的建造物を維持していくには並々ならぬ労力と資金が必要なのだ。
そしてラスト、キラメッセへと抜ける道と不動岩へ抜ける道があるのだが、片方は山道だ。
看板の指示通りに行くと
の方へ出てしまうのでご注意を。
山道でココもまた道がそこそこ悪く雨降りだったらけっこー危険だと思われた。
私は不動岩を見に行きたかったのでよかったのだが、山道を回避したい場合は気をつけてほしい。
看板に逆らっていくとキラメッセにでるとハピーが後に言っていた。
【虚空蔵求聞持法】
不動岩のあるところは
女人禁制ということで昔は金剛頂寺へ女性は入れず、この不動岩で修行をしたとのことで、女性の権利関係を発端とした社団法人の理事をやっていた私としては見てみたかったのだ。
それに加えて空海の「虚空蔵求聞持法」というとんでもねー荒行の修行の場でもあったと言われている。
口の中に星が入ったり、すべての教えを記憶できる超能力を手に入れたりとロマンが尽きない話である。
正直 憧れる
ちなみに現代でも真言尼寺の方が「虚空蔵求聞持法」を実行したそうで、この記事を読んで感動を覚えた。
そんなこんなで今日の宿は
女将さんは淡々としてるが根が温かい人だというのは伝わってくる不思議な人だった。
そして
大量のカメムシ!
もう緑のやつだし飛翔力がそこまでないから放っておこう
ここまでいるともう無視が一番。
我が家にでるカメムシよりも平和である。
ちなみにうちにでるのは茶色いやつと長細いデカいやつ。
※グロいので写真は無し。
ハピー帰ってこないな~
もう夕飯だな~
とか思いつつ風呂上がりのメロンクリームソーダをキメていると
夕飯ギリギリで戻ってきた
ハピ「Googleに嘘つかれてバスなかったんですよ~」
エンジニアVSハイテク!
見事に負けてたようだが。笑
ご飯は隣り席だったぽいけどお風呂入ったり洗濯してるらしくいっこうに来ないのでソソクサと私は終わらせ部屋へ。
足は相変わらず痛いのだが
超平和に夜が更けていった。
明日は高知入りする日。
膝はもう限界。
様子を見つつ高知まで一気に飛び、荷物関係の一斉見直しを図る予定だ。
ちょっとmont-bell高知店へ行って色々聞いてこよう。
Fin.