【再開】

27番神峯寺を登山がてらダブルポールを試してみる。

いやー

なんて楽なんだ!!

こんなことなら早く使ってればよかった。

神峯寺はお遍路転がしがあるのだが、ココだだけを登るとなればそこまで辛くはない。

ただ、キラメッセから歩いてきて一日の終わりに登るとけっこうキツい、に変わる事だろう。

日程的に中途半端になってしまってるので今日はこの登山だけで終わらせて戻るつもりだ。

グルメのハピーがなんか言ってたなと思い出す。

ハピ「あそこのうどん食べてみてください。詳しくは言いませんが…」

衝撃でした!

うどんの何が衝撃なんだろう?と思いつつ私も注文してみる。

こ、こ、これは…

斬新!!!

煮込むでも無く、焼くでもなく、揚げるでもなく…

とりあえず熱が通ってればいいやという感じの

野菜の堅さ!笑

ハピーが衝撃を受けてる顔を想像してニヤニヤする。

よーし!

と意気込んでそのまま下山。

ものすごい胸焼け

していたことは内緒である。

そして電車を待っているとのどかな風景に急に流れだす

ラジオ体操。笑

田舎ならではのほっこりさに癒やされながら帰路へ着く。

そしてGW後半戦まっただ中

お祭りをやっていた!

半分は回復Dayにあてたわけだがまさかお祭りがあるとは。

そう、私は

お祭り男

なのである。

お祭りの喧噪を眺めながら考えに耽る…

【自問自答】

体のダメージをなるべく回復させるため
ちょこちょこ休みを挟んでしまった高知

アイテムのあうあわない
靴のあうあわない
そして遭難で受けたダメージ

とほとんどが準備不足と遍路を甘く考えていたことに起因するのだが

そしてプレイステーションの会社アカウントが乗っ取られ不正利用されて緊急対応したり

他の仕事も挟まったりと

早い人の平均より6日ほど
普通の人の平均より4日ほど遅れている現状がある。

戻っては歩き直していることもあるけれど。

ここ数日

本当にこんなお遍路でいいのか?
早く歩かなきゃいけないと何故思うのだろうか?
私にとってのお遍路とは何か?
自分の欲求の在り方とは何なのだろうか?
自分にとっての執着とはどんなところにあるのだろうか?
なぜ気分が下を向いているのだろうか?
休んだ事へ罪悪感を感じているのか?何故だ?

などなどと考え事のループに入っていた。

そもそも何のためにお遍路に来たんだっけな?

こんな考えも浮かぶ。

まあ いいや

とりあえず

かき氷!!!

いやあー うまー

懐かしのブルーハワイ

家族連れで賑わうGWの様子を見ていると
様々な考えが浮かんでは消えする。

流石にビールとリンゴ飴はやめといた。

せめてもの戒めである。

何に対しての戒めなのかもわからんが。

ようやくまとまってきたのは

・自分のお遍路を大切にすること。
・日数なんてどうでもいいこと。
・自分が見たいように歩きたいように歩くこと。
・何を見つけに来たのか感じに来たのかをよく考えること。
・縁で人生は成りたっていると遍路を通して肌で感じること。
・自分はどこにいても自分であることを体現すること。
・仏教とはそもそも執着を手放す事が大切ではないのか。

こんな風にまとまってきた。

海外の時も日本の時も
「自由な旅」
というのは孤独と表裏一体なもので
それも含め大切にしなきゃいけないなと再確認した。

最初はあまり人と関わりたくないなと始めたお遍路だが
実は一日のほとんど歩いてるわけなので
交流は道端や宿でしかない。
つまりそんな大した頻度はないということなのだ。

そして、やはり私は人との関係を大切にして生きてきたのだなと、人との関係で成りたっていると人生だなと痛感している。

そしてそして、私が1番人生で時間と熱意をかけてきたのは対人関係だったじゃないか!と思い出す。

あと残すは30と何日。

どんなお遍路になるのか。

ちょっぴりセンチメンタルだった一日であった。

もともともっと自由な人間だったろ俺!?

その深さを見つめるきっかけになったとさ…。

【グルメなわたし】

とりあえず私が一人飲みしたり、ひろめ市場で食べた物を上げておこう。

タクシーの運転手さん曰く

狭いのに広め市場!

だそうだ。笑

また別日にホテルの前で一人飲みをしたお店もとてもよかった。

フラ~っと入って

フラ~っと外席でひっかける。

どうも店員さん曰く

店「ここのオーナー

広末涼子の実家なんですわ!

とのこと。

えっ?マジすか!?

と答えたが広末と居酒屋が何の関係性も見つけられずなんとなく面白かった。笑

もっと言うと、店員さんのイレズミ具合とひょうひょうとしてる感じの方が興味あった。

あんた店員!?笑

私も見えるところにタトゥーがあって早23年なもので。

ホテルの真ん前とのこともあって、非常に立地もよく美味しかったので是非食べてみてほしい。

Fin.

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