【二度会う事は三度会う】
今日は34番種間寺~36番青龍寺の予定だ。
こんなクッキリした道しるべは今までなかったので感動↓。
県道沿いにあるマクドナルドに行きたくて歩いていると
また
だもんで登場!
なんなんだよ(笑)
だも「ここで30分くらい休憩してたもんで~」
何時に出発したんだろうかこの人は?
先へ進み
笹岡ハイヤーさんに荷物を置いて身軽で清瀧寺へ
遠くの方にお寺を発見したときはドっと疲れてしまうのはお遍路アルアルではなかろうか…
坂道をせっせと登っていると
うっふっふーーー
「だもんでA」が
現れた!
何度も何度も会うな~
もう驚かないぞ
彼は足が速いから、だいたい私は参拝に行く途中で参拝帰りのだもんでと遭遇することが多い
そして、えんやこらよと今日の宿まで歩く。
【もっちゃん登場】
電話で予約したのでどんなところかわからないが行ってみる。
実は初めてのゲストハウスだったりする。
到着したら受付のおばあちゃん89歳と
もっちゃんが話をしていた。
もっちゃんとは前の「30番善楽寺」でたまたま遭遇。
なんか変わった雰囲気と目の置き方と返答の間合いの人だなと思ってたおっさんだ。
参拝で3度ほど遭遇してたのでさもありなんと思った次第である。
「俺が打とう!
お前の金で!」
の台詞でお馴染みの麻雀漫画のキャラクターだ。大好きだった。
お遍路姿はまったく似てないが、全てを脱ぎさるとパッと見た印象が似ていたから愛着を込めて。
もっちゃんは私が着くとそそくさとスーパーへ買い物に出て行った。
おばあちゃんは受け答えもしっかりしていて、ここのオーナー(お遍路経験者の若女将)の手伝いをしてるのだろうなと思った家族経営だろうなとも。
※受付の時にすでにもっちゃんと、他の宿泊のご夫婦とは挨拶を交わした。
私「今日は何人ぐらいですか?」
おば「5人であと1人ですよ~」
あと一人誰だろう?
おば
「だもんでさんと言う方らしいですね」
宿も一緒かよっ!笑
もっちゃんが帰ってきて色々と聞いていると
だもんでとは前に一緒の宿だったらしい。
だもの話は一旦おいといて
もっちゃんに自己紹介をし、かくかくしかじかをする。
もっ「そうなんですか~」
もっ「私は小学校の先生だったんですよ」
なにぃ!?
先生だとっ!?
私は納得した。笑
私の経験則では
良くも悪くも学校の先生は変わってる人が多いランキングトップ10に入るからだ。
定年を迎え、あとは自由にとお遍路へ参画したそうだ。
奥さんはあと1年働くらしく小言を言われたらしい。笑
英語が科目になったため先生たちも大変という話や、何歳で定年するか、今どきの学校事情など薄く広く話した。
私も産業カウンセラー&英語をやる者として
色々と実になる話があった。
そうこうしていると
「だもんでー!!」
出たなwwwww
もうこの際
腐れ縁!
だもが帰ってきてテーピングを外し始める。
確かにランナーの脚、筋肉、そして爪をしていた。
怪我をした同士としてはテーピングもサポーターも共感できるものがあった。
捻挫したという足を叩こうと思ったが怒られても嫌なので様子を見た。
後で見せてもらったが
こんなになってたらしい。
だもは細長いスタイル良い系で脚は細く、ここまで腫れてるというのはかなりイッたんだろうなと思う。
今日のゲストハウスkeiは
ご飯も飲み物も各自で買い出しして好き放題やるパターン
そして、洗濯機は
二層式!
懐かしい!
この脱水装置に入ろうとして母に怒られた記憶が蘇る
もっ「使ったことないでしょ?」
ありますよ!
おそらく、自己紹介前だったのでもっちゃんは私を若く見積もっていたのだと思う。
お互い実年齢には見えないねという話もした。
私はビールを飲みながら洗濯干したり、2人に絡んだりして日が暮れてきた。
【殺意という名の愛情】
そして夜の情報交換タイム
3人でああだこうだと話す。
もっちゃんは基本クールなのでにこやかにリアクションを取っているだけである。
だもがタイで交通事故にあって、療養のために寺でお世話になった話から捻挫した話など聞いた。
だも「タイで修行したもんで~」
あんたは事故って寺に預けられただけで、修行に行ったわけじゃねーだろ(笑)
自慢げにタイのチョーカーを見せてくれた。
だも「そこで修行するとみんなもらえるもんで!」
なんなんだよ(笑)
だも「お遍路は外国人も多いもんで」
だも「この前会った外国人はね」
外人「You Are トムクルーズね!」
だも「うん!」
だも「やつは信じたもんで」
信じてねーよwww
誰がトムクルーズだよ!(笑)
どの辺がトムクルーズなのか説明してみろ👿
※顔出し許可は頂きました。
もっちゃん
「私が殺ろう!
お前の金で!」
と言ってくれたかどうかはわからないが
夜も更けていった。
Fin.