【連絡先を交換!?】
朝ご飯の時にハピーと並んでご飯。
今日はどこまで行くだなんやと話をする。
2人とも高知で各札所へ行っては戻るピストン方式を取るつもりの予定だ。
ハピ「いま携帯もってます??」
私「あ、置いてきちゃいました!どうかされました?」
連絡先ぃ!!😡
なんかちょっと怒ってる?笑
これがツンデレ!?
と嬉しきお誘い、私も実は連絡先を聞こうか迷っていたのだから願ったり叶ったり。
部屋へダッシュしてスマホ持って戻る
これでもう逃がさない
とは言ってないがハピーはクールなのでイマイチ思ってる事はわからない。
そして各々の道へ散る。
ダメだ、歩けねーやと判断して朝からさっそく高知へバスで向かう。
体が少し復活したらココからまた歩き直せばいいやと。
そしてモンベル高知店へ
店員さんの時間を奪ってマンツーマンで接客をしてもらう。
私「リュックは軽ければ軽いほどいいわけじゃないですかね?」
店「うーん、ある程度しっかりしてて腰と背中のフレームがしっかりしてるほうが体は楽ですよね」
店「お客さんのリュック、いいやつですが腰が効いてないっぽいですね」
私「え?これは…」
気付いてしまったのだ
そう私は…
胴が長い!😩
外国人用に作られてるので腰ベルトがあるべきところにきてなかったのだ…。
私「これ調整でどうにかならんすかね…?」
店「これは… 無理ですね…」
そして各バッグに重りを入れてもらったりして試着大会
店員さんは無理に買い換える必要もないけど
今のリュックだと通し打ちはキツイと思いますねとの事
ああ…私のCOTOPAXI…
サヨナラ!!
こうして私はNEWリュックとポールと靴下をGETしたのだ
ポールと金剛杖の二刀流
使ってみてわかった
私「正規のポールってめちゃ歩きやすいですね」
店「効き手の方で良い方の杖をついて…」
私「この金剛杖機能してんのかな…弘法様…」
2人 「笑」
しかし遭難で私を限界まで助けてくれたのだからこの金剛杖は手放したくないし感謝も一入である。
靴下は指別れのものを着用してたのだが、それが裏面にでて左足の指の間が肉刺でズル剥けてしまっていたのだ。
これでメイン靴下もリニューアルでアル。
速乾ってやっぱり強いしこのソックス優秀!
どうやら新製品だとかなんとか。
丁重にお礼を述べてお店を後にする。
素晴らしい店員さんだった
これでダメならあとはもう根性でしかないなと諦めもつく。
※けっこう散財してますが特に真似しない方がいいかと思われます。
ただでさえ歩きお遍路が一番贅沢なわけなので。
しかし、体を壊してまでやる意味は、強烈な宗教性の巡礼をしていない限り必要ないとも私は思っています。
あとは仕事半分でやってるので色々なパターンを試したいというのも私の事情としてあることはお伝えしておきます。
【ハチキン整体】
そして膝が心配なため予約しておいた高知ボディバランス整体へGO
Webでリサーチしてレビューが良いところ&まともそうな見た目(笑)の所を探したのだ。
土地勘が全くないのでタクシーで行く。
一軒家となっており下が施術店舗となっていた。
アウェーなのでドキドキ。
店長「いらっしゃいませ!」
イケメン!だとっ!?
アウェーだからそう思ったのか!?
マスクを取ったらわからないがマスクイケメンであったのは間違いなさそうだ。
アウェーだからな。
オドオドと入り受付を済ませる。
アウェーだからな。
施術が開始された
お遍路中で遭難やアイテムでダメージをくらった話をする。
店長「ストレッチしてますか?」
私「これとこれはやってますね」
店長「ストレッチどれぐらいやってます?」
私「これぐらいゴニョゴニョ…」
店長「ストレッチこれやってます?」
あーもう!
やってないよ!笑
言葉にはしないが見えない「 」で
「やってませんよね?!」
という無言の圧があったのは間違いない。笑
イケメン圧強め!
ほんで私の着てるインナーのロゴを見て
店長「釣りされるんです?」
私「お、何でです?」
店長「アブガルシアって書いてあるから」
知ってるね~知ってますね~と嬉しくなる。
どうやら自分でも釣りをされるようだ。
船酔いの話になって
船酔いしない3つの条件として
●二日酔いでないこと。
●睡眠時間が8時間取れること。
●酔い止めを飲む事。
なんだそうだ。
二日酔いでないことが1番難しいなと思った。笑
私「もう蓄積ダメージでボロボロです」
私「高知駅にはまだそこそこの日数滞在するんでまた来たいかな…とは…」
店「明日から休みなんすよ!」
被せ気味に来た!笑
そりゃそうか、GWだもんな。
同じ自営者としては休んでほしいもんである。
被せなくてもいいのに。笑
そして話は私の職業へ
本業は映像職なのだが、説明すると長くなる上に、理解はあまりされないのでわかりやすくいつも伝えてる事がある。
テレビ番組作ってます!
これは間違いなく私がやってきたことだし、わかりやすいと過去の経験から知っているのでいつもこうである。
店「何々テレビの、確か栃木●●放送やったかなー!知ってますか?」
知りません!
そう、私はテレビも見ないし、今はテレビ制作していないのである。笑
店「テレビ作ってんのに知りませんかぁ!?」
ごもっともであるが、私も嘘はつけないので
そうです!テレビもう作ってないんです!
パッっと聞きしっちゃかめっちゃかである。笑
はたまた、彼はお遍路もバイクで回ろうとしたことがあるらしい。
店長「2つ目か3つ目の納経所でね、あのやろー1ページ間違えて飛ばして書きやがったんすよ!笑」
店長「それでもうガクっときちゃって止めました」
二人 「笑」
それはガクっとくるわ。笑
ただ、色々な記事で見かけるが
納経所の筆で書いてくれる係の人の態度が悪いというのは散見されることだ。
寺の人に話を伺うと
「寺と全く関係ない、ただ地元で習字が上手い人を雇ってるだけのアルバイトなんだから」
とのことで、ある種しょうがないことなのかもしれない。
私も人を雇ってきた人間なのでその変の事情も身に染みるものがある。
そして話が変わり四国の人間性の話に移った。
店長「ほにゃらららららららっもあるしなあ」
聞き取れなかったのでスルーしようとしたら
店長「八金ですよハチキン、八金女って知ってます?」
何だその妖怪みたいなのは(笑)
店長「気の強い女の人ですね高知の女性は気が強い」
店長「うちの嫁さんも気強いですし俺より酒飲みますしねえ!」
私「何で八金なんですか?」
店長「男は金玉2つでしょ?それが金玉8つついてるっちゅう意味ですわ」
金玉8つ!!(笑)
店長「笑」
頭の中にはハワイアンダンサーの腰に巻いてるヒラヒラみたいに金玉がついてる女性を想像してしまった。
そりゃ怖い(笑)
店長「うちの嫁も金玉8個ついてますからねぇ!」
んなわけあるかw
そんなに金玉あったらホルモン過多で変な進化を遂げそうだなとか思ったり思わなかったり。
最初はアウェー空気でよそよそしかった私も店長も最後は和気あいあいとしていた。
さすが
八金パワー!!
笑
そうしてストレッチを教えてもらい
タクシーまで呼んでもらい
ニコヤカに去ったのであった。
高知駅で体が難儀になったお遍路さんは是非ともココに来て八金の話を堪能したらええと思う。
八金屋整体
高知ボディバランス整体院
「八金屋」へようこそ!
【ハピーとハッピーアワー】
次の日はホテルでブログなど更新しているとハピーからLINEが。
タイミング合えば一杯やりましょー!と言っていたのだが
どうやら合いそうである。
ハピ「ひろめ市場集合にしましょう!」
ハピ「ここは凄い混むんですよいつも!前に来たときも云々」
情報通か!?
前に車でお遍路を回ったときにココは網羅したらしい。
ハピ「あそこのタタキがうまいんすよ!」
グルメか!
何とか席をgetして2人で乾杯
いやー、この舟盛り
ウマーーイ!!!
流石のハピーグルメである
色々と話を聞いてみるとどうやら日本各地を旅行するのが趣味だそうだ。
ハピ「日本が好きなんで、日本で知らない土地がないぐらいには行ってみたいと思ってるんですよね」
素晴らしい!!
日本好きの私としては感動した。
海外を知れば知るほどに日本が好きになった経緯が私にはあったから尚更だ。
ハピ「私はお遍路もなんか観光気分ではあるんですよ」
バツが悪そうに言っているが
人それぞれのお遍路が大切であると思ってるので
逆に楽しんでる姿は好感を持てる。
ハピ「普段は全然お酒飲まないんですよね」
また都内でもご飯やりましょーね!
と解散となった。
このあともしばしハピーとLINEをしながらお互いの報告をしていたのだが、たまにハピーは
俺の上司か?!笑😆
と思うようなホウレンソウの文章を打つ。笑
また話している中で感じたのだが、アイアクセシングキューという心理学の分野があるのだが、私はそれを自然と見てしまう癖がそこそこついている。
カウンセリングをするときや初対面のと時や、交渉ごとなどの場面でよく使うのだ。
ハピーは内面対話が多い印象であった。
きっと旅する中で対人がついて回るわけだから、それもまたハピーの修行なのかな?とも思ったりした。
ただの邪推だがな!
Fin.